
(学科の講習風景、学科試験が80点以上が合格)
日本カヌー連盟の加盟団体で日本リクレーショナルカヌー協会(JRCA)という団体がある。うちのリバーアドベンチャークラブもその団体に加盟してるわけだが、そこでカヌー公認指導員の検定会がある。まずは基本のジュニア、そしてそこから更にステップアップしたシニアでシニア資格はシー(海)とリバー(川)に分かれる。今回そのシーシニアの検定会を実施することとなった。

(ロープワーク、名前がわからないものもある)
まず土曜日は検定の為の講習、改めて勉強すると以外に知らないことも多い。フィールドやパドリングの知識、安全管理、行動基準それに救命法など疑問点なども積極的に話し合う。各自が実際体験したことなどもお互いに発表したりもする。
あと室内ではロープワーク、実は私も日本語名で覚えていてどんなくくり方かわからないのがあった。まあくくり方は同じなので問題はないんですが・・・ ロープもヨットやダイビングで覚えた人、登山といろんなフィールドで覚えたら呼び名が違ったりする。ちょっと不便です。

(パドリング説明の説明、ちょっとややこしい)
続いてカヌーに乗る前に説明の練習。これは装備やスキルを他人に説明するという試験項目、自分でできてもいざ他人に説明しようと思うとよほど理解してないとうまく説明できない。あと違う覚え方もあったり大変、案外ここが難しい。

(パドルフロートを使った再乗艇)
それから技能、レスキューなどもパドルフロートなしの横、後ろ・・パドルフロートをつかった上からと下からのやりかた、そしてあぶみやロープを使った時の説明も!まあ試験はどれかできればいいわけだが単に試験の為だけでなく覚えておいて損はない。

(リカバリーの練習!唯一人ファルトで参加のKさん、ちゃんとデッキラインはつけてある。)
普段はやらないことも多いので実際やると思うようにいかないこともおおい。たとえば上のエルズミア480、シーカヤックのファルトだがデッキラインはオプションでついてない。まあ再乗艇の時にこれがないと大変だ。案外いつも考えないで漕いでるもんですね。
翌日に備え遅くまで練習が続く。特にロールやレスキューは頑張らないと・・もう日が暮れるまでやりました。流石に12月に5時まわったらまっくら!

(普段はあると楽なラダーも検定の項目によってはないほうがやりやすい)
さあ夜は宴会・・とおもいきや練習が長かったのでみんな疲れて早めの就寝、9時半には2人になってしまった。・・おやすみなさい・・
そして日曜日は検定の日、まず午前中は学科試験。続いて技能のロープワーク試験、説明の試験で実技にはいる。
実技試験も緊張してうまくいかなかったりしたりもするけれどベテラン揃いなので無事終了。説明の試験もデモンストレーションしながらの実技項目なんていうものあるのだがみんな試験なので一生懸命。レスキューなど海につかりながら必死で叫ぶ、大きな声でわかりやすいかも採点項目だ。

全部終わって合格発表の頃には日が沈もうとしている。こちらは合格者のみなさん、海は俺達にまかせてくれ!・・? まあこうやって改めて試験というのも自分のスキルを見つめ直す意味でもいいものだ。今年はこれで終了、来年はまたジュニアやシニアの試験もやる予定です。みなさんお疲れ様。

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