潮干狩りが終わって海開きまでの6月の第二日曜日、この日は毎年恒例の岸和田市障害者学級のカヌー体験の日だ。思えば平成17年11月に5人の障害者の人と一緒に漕ぎ、以来翌年から毎年6月にやるようになった。もうすっかり定着して参加者もどんどん増えてくる。さあ今年も事故なく楽しくいきましょう!

(1人乗りから10人乗りまで・・艇の準備が大変だ)
今回は艇は組み立てが多くファルト、ダッキー中心。はてはラフトやEボートまで。でも組み立てが大変だ。開門の8:30とともに組み立てスタッフが現地入り。みなさん予想以上に手伝ってくれたので余裕で組み終わる。まあ30艇近い組み立ての艇は壮観だ。

(こんな日は大活躍のバギー車イス、管理事務所ですぐ貸してくれる)
次に事務所にバルーンタイヤの車椅子を借りに行く。浜辺までいくのでこれがないと始まらない。別の組はテントの設営、天気もよさそうなので日除けを作らないと熱中症になってしまう。水も大量に準備。
いよいよバスに乗って学級の人が到着、はじめのころは電車だったので大変でしたねえ・・・
開会式はいつものように和やかに・・総勢70人ほどになったので初めはちょっと遠慮気味??

(午前中のフリー体験、不安な人はタンデムで一緒に漕ぎましょう!)
今回我々ボランティアのやるのは乗艇の補助、場合によったら浜でのってみんなで艇ごと抱えて海へ・・操船補助、一人で不安なら一緒に漕ぎましょう! そして水上での御願い−実はこれが最も大変な事でジェットやウェイクの人に御願いして外で乗ってもらう。残念ながら貝塚に続いて淡輪でも昨年ジェットの死亡事故が起きている。わざと密集した水域に突っ込んでくる人もおり、この御願いのスタッフがいないととてもこのイベント自体がなりたたない。2年前はあんまりひどく海上保安庁に御願いしたができるだけ自分達でお願いしてみましょう。私たちのいるのは防波堤に阻まれた狭い水域で本来飛ばせないしジェットで面白い場所ではない。まあほとんどの人はわかってくれる。でもこのためのスタッフはみんなの輪にも入らず黙々と防波堤の切れ目に浮いてくれている。本当に申し訳ないです。改めて心から感謝します。

(昼からのレース、みんなが一体となってワイワイ・・)
本当に一度乗るまで水を怖がってる人が嬉しそうにしてもっともっとといってくれるのは嬉しいもんだ。やはり自然の中でゆったり浮くのはとっても気持ちのいいもんだ。
昼からはみんな一緒になってレースで遊ぶ。楽しい時間はあっという間だ。閉会式で勝ったチームの表彰や負けたチームの怪しげなジュースの試飲・・やまちゃん、ゆきさんどうでした(笑) そして最後はまた来年・・です。
今回も多くの方が手伝ってくださってありがとうございます。さあまた来年会いましょう。

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