この日、aoさんが初参加。訊けば偶然ネット検索で当会を発見してくれたとのこと。多くの方と同様、80年代のウォーゲームブーム時にこのホビーに出会い、その後もソロプレイなどは続けていらっしゃったそうです。東部戦線作戦級が主戦場で、最近のCMJや、GMTの「The Caucasus Campaign」なども御持ちだとか。
残念ながら、東部戦線モノですぐその場で対応できるアイテムは持参しておりませんでしたので、「日露大戦」をインストさせて戴きました。
『日露大戦』
まずは攻勢側の日本軍を担当してもらい、序盤は両軍ともカードはオープンにして解説しつつプレイ。ZOCなどの概念は当然ながら御説明の必要がありませんので、すぐにシステムは理解して頂けました(ハズ?)。
レベルアップした旅順を「児玉源太郎」で一発で陥とされたり、当方のモラルチェックが何回も失敗したり、ここぞの場面で6分の1のARを出したり・・であっけなくロシア軍敗戦。勿論aoさんのプレイが的確だった訳で。
今度は陣営入れ替えで、aoさんがロシア軍担当。
序盤、確か4ターンまでに2回「シベリア鉄道」が発動され、強力なヨーロッパ師団が早々に着陣する非常に苦しい展開。ただ日本軍も計3回「明石大佐」の発動に成功し、ロシア軍のリソースを削減。

旅順攻略後、両翼で移動力差を生かした延翼機動に「浸透戦術」をからめて攻勢に。

ギリギリで逆転勝利。ゲーム所有者の意地を見せた?。
aoさんは、約20年ぶりのウォーゲーム対人戦だったそうで、とりあえずは楽しめて戴けたようでなによりです。次回は是非東部戦線もの、御願い致します。
『K2』
高所登山をモチーフにしたゲーム。
メーカーのHPや、
BGG。
元はポーランドのメーカー。各国版があるようで、私のはドイツ製らしい。
私自身はリアルで登山したりする訳ではないのですが、山岳モノのドキュメントなり小説などは結構好きだったりします。
「NO RETREAT!」のVPGからも、ソロプレイゲームですが、「
Disaster on Everest」「
Disaster on K2」が出てます。
さて、このゲームは1〜5人まで対応。
各プレイヤーは2名(2チーム)の登山隊を指揮。経路途中でそれぞれ1回ずつテント設営が可能で、両者共通で利用が可能。高所での体力維持、回復に有効。各エリアにはプレイ人数に応じて存在できる駒数制限あり(通過は可能)。下手すると登頂はしたものの、道がつかえて下山できず遭難する可能性があります。
ボードは裏表で夏山と冬山、気象条件は好天と悪天の2セットあり、4パターンの難易度を設定できます。
今回はにしさんと2人でプレイ。
まずは夏山・好天でプレイ。

ベースキャンプを出発し、高度を上げていきます。

一人目が好天をついて登頂に成功。

初戦終了時。結局登頂成功は1チームだけ。
ボード右側のゲージが各チームの最高到達高度=得点を表します。
(遭難するとポイント消失します。)
2戦目は冬山、悪天候でトライ。

にしさんの1チームが頂上直下まで到達も、遭難の危険が高く登頂は断念。私の方は1チームが8000m到達がやっと。
多人数になるほどテント設営やコース取りが難しくなると思われ、駆け引きの要素が強くなると思われます。最悪、登頂者の下山道を塞いで○×なんてことも・・・。
機会あれば是非フルメンバー5人でやってみたいですね。
本家では
拡張版も出る(出た?)みたいですし。
以上、第14回茨城会の報告でした。
次回第15回は11月26日(土曜日)土浦市生涯学習館
午前中の会場取れず、13:00〜21:30となります。

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