『河越合戦 北条氏康の賭け』
CMJ104号付録。最初、掲示板でaoさんから日本史ものの対戦希望が出るとは意外でした。その点をお聞きしたら、「エリアでなくヘクスゲームだったので。」との御返事で納得。この日は2戦行われました。
(1戦目)
aoさんが反北条連合軍、かみさんが北条軍を担当。
かみさんのブログ記事
コレと
コレも参照されたし。
北条軍は南方からの登場を選択。氏康を先頭に山内上杉の陣に攻めかかりました。
第2ターン
第3ターン、先鋒は河越城に到達間近。
これは増援の相模勢も南方から連絡線確保のため登場しているので、第4ターンの盤面と思われます。
第5ターンの盤面と推測。古河公方勢の一色直朝が河越城の一角に突入成功。また反北条軍は扇谷上杉軍の一部を迂回機動させて連絡線遮断を図ります。

北条軍は勝利得点上@城内からの敵軍排除。A城門から連絡線街道上の敵軍除去・排除。B盤端までの街道連絡線確保。以上3点が必要だが、部隊数・時間はギリギリか?。
最終第6ターン。

北条軍は河越城内から敵軍を排除には成功したが、連絡線街道確保には至らず。
1戦目は反北条連合軍の勝利。
(2戦目)
aoさんがそのまま反北条連合軍。私が北条軍でチャレンジ。1730頃から出来るところまでやりましょう、とちょっと急いで開始したので写真が少ない。
第1ターン
チット順は、山内−扇谷−北条−北条−古河公方。
第1戦の影響か、反北条軍の配置は「南方重視」の印象。また反北条軍にはちょっと不運なことに、先に山内・扇谷が移動。これを見て北条軍は西〜西北からの登場を選択。

ワレ奇襲に成功セリw。
第2ターン
チットは、古河公方−山内−扇谷−北条−北条。
反北条軍は戦列の立て直し。北条軍は突撃〜攻撃を続けますが、入間川とその街道渡河点を巧みに抑えられ、一時は多くの部隊が扇谷上杉軍のZOCに絡め取られてしまい、大変焦りました。
第3ターン
チットは、扇谷、古河公方、北条、北条、山内。
ヒッグス粒子の如くまとわり付く扇谷上杉軍をなんとか振りほどいた所で僥倖が。上の写真でも扇谷上杉の総大将、上杉朝定が見えますが、そのすぐ近く、北側の雑木林の所まで”古河公方”足利晴氏が進出して来ていたのです。こうなれば狙うは敵総大将の首。扇谷朝定、古河公方晴氏に向けて逐次突撃を敢行。周辺部隊の連鎖退却も誘発し、河越城北西方面の反北条軍は多数が混乱状態となりました。
第4ターン
チットは、扇谷、古河公方、勝った勝った(北条)、山内、北条。
前ターンで多数が混乱状態となっている扇谷軍、古河公方軍は有効な機動が困難な状態。ここで北条軍は特殊チット「勝った勝った」を投入。河越城内から北条綱成、福島弁千代が移動・攻撃力共に倍増(突撃:オーバーラン力大幅アップ)で出撃し、扇谷朝定・古河公方晴氏を追い詰めます。そしてこのターン最後の戦闘で両者討ち死に!!。また北条軍にはこのターン多目元忠以下の相模勢4ユニットの増援が来ますが、こうなればもう狙うは総大将全員除去によるサドンデス勝利。山内上杉憲政を狙い、南方から相模勢を投入しました。この時反北条軍は連絡線切断を狙い、山内上杉軍の多くが西側に向かっており、総大将山内憲政周辺は若干部隊配置が薄くなっていたのでした。
第5ターン
チット順、山内−山内(大将)−北条−古河公方−北条

あと狙うは山内憲政の首。河越城守備隊を逐次突撃させ、東門前面の古河公方残党を排除。城北門から北条氏康スタックを城内へ回収。更に福島弁千代らが城南面に取り付く敵を攻撃排除、戦闘後前進して河越城南側の移動障害を除去。最後に北条氏康・綱成が最強スタックで最終決戦の地へ。
最終第6ターン
チットは、古河公方−古河(大将)−山内−北条−(北条)

反北条軍、山内憲政の救出ならず。北条軍の攻撃フェイズで戦闘比8:1が成立し除去確定。北条軍の大勝利となりました。

終了時の盤面。最後の北条軍手番で、南への連絡線確保も可能そうです。城からの敵軍排除は微妙か。突撃混乱での除去狙いかな。
蛇足ですが、北条軍は突撃を多用して低比率でも構わずに攻めましたので、結果2ユニット除去を含めて合計26ステップ、52点分の損害でした。当方の反北条部隊除去の得点は30点程度ですので、サドンデス勝ちが達成できなければ負けていた計算です。
終局は2110頃で、1戦目よりは多少速く、3時間半程度のプレイタイムでした。
aoさん、宜しければまた次回再戦しましょう。次は私が反北条連合で。
以上、第22回茨城会報告でした。
次回は8月25日(土)、同じく土浦市生涯学習館です。

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