『明治維新』
前回からの宿題でしたが、今回こまいふさんとの対戦が成立。

開始時の盤面。私が旧幕府方を担当。
第1ターン、
前に記載したように初手から旧幕府方は決断が必要。
今回は西郷どんの足止めだけを目的に、部隊温存で会津中将に諸藩1ユニットのみでの鳥羽伏見戦。
当然部隊全滅は予想どおり。長崎、京、大坂、新潟の交渉チェックは両軍とも順当にクリアでしたが、大村益次郎と長州勢5ユニットが山陰で交渉失敗。京への連絡がつかないのは薩長方に痛手。
拠点支配:薩長方2(長崎、京)、旧幕府方4(大坂、新潟、江戸、箱館)。
薩長方信用度2、旧幕府信用度7。
第2ターン、慶喜自身が(西郷どん足止めのため)京都御所に御目通りを願っての1部隊進軍。会津中将は土佐藩に協力を求めて四国に出張。薩長方は列強の視線を気にして戦闘回避。

会津中将、まさかの交渉成立で土佐藩は旧幕府方に。
不幸にも薩長方は今回も山陰での交渉失敗。
旧幕府方も北関東で交渉失敗。水戸藩がゴネているのか。
拠点の支配状態は変わらず。
薩長方信用度4、旧幕府信用度11。

第3ターン。そんなわけで板垣退助が旧幕府側リーダーで登場。
慶喜は再度上洛で、しつこく西郷どん足止め。
薩長方は四国の奪回めざし部隊を派遣。

旧幕府方は減点覚悟の戦闘宣言、1ユニット除去で交渉修正を妨害。

次に交渉フェイズ。先に薩長方の交渉成功も、板垣が1を出して旧幕府方の支配継続。薩長方にとっては何とも不運な展開に。
更に海軍フェイズ、山陰沖に現れた回天の効果で、やっと成功した薩長方の支配がまたもや除去。
薩長方信用度6、旧幕府信用度12(戦闘、海軍で−3)。
第4ターン、やっと順当な交渉の出目。
薩長方が山陰と四国を支配。
西国と京都の連絡がつきました。
薩長方信用度8、旧幕府信用度14(戦闘で−2)。
第5ターン、薩長方主力が上洛。
大坂の支配が移りました。
重要拠点支配それぞれ3箇所。
薩長信用度11、旧幕府信用度17。
第6ターン、薩長軍は錦の御旗のもとに東海へ。ここを確保して江戸、新潟確保の足がかりにしたいところ。

旧幕府方はあえて戦闘を選択し抵抗。薩長方は当然回避。

なんと、両軍とも交渉失敗で消滅・・。尾張藩が独自中立路線か。
薩長信用度14、旧幕府信用度19(戦闘で−1)。
この時点で、第7ターンも旧幕府方の重要拠点3箇所確保が確定。

最終的には薩長信用度17、旧幕府信用度22で各国信用度を上回り、旧幕府方が勝利。
サイの目が不運で、薩長方にはつらい展開となりました。リーダーの数が手番で何が可能かに直結するので、今回板垣が旧幕府方となったのは僥倖でした。
本当はリーダー数で優位な薩長方がもっと早く東進し、後半一気に信用度を上げていく展開が予想されるのですが。
とりあえず欧米列強の植民地化は阻止ということで、こまいふさん、対戦ありがとうございました。
7/6追記
序盤、薩長方は京への連絡がつかず西郷が孤立、足止めされてしまいましたが、交渉失敗一時除去のリーダーを京に再配置は可能でしたから、打開策はあったかもしれませんね。後になって気がつきました。
あとルール上、部隊ユニットは常時戦力未確認が基本です。ルール8-2-A⑶で、戦闘時もラウンド終了時毎、または戦闘終了時に裏返ります。(この対戦では両軍共にの戦闘宣言が皆無だったので、複数ラウンド戦がありませんでした。)某誌研究記事に疑義があったので、念のため記載しておきます。

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