2009/8/10  20:38

怒りを許しに  文化

夏は戦争に関連した番組を
目にする機会が増えますね。

この間、
たまたま回したチャンネルで
出くわした番組で

1つどうしても
自分のメモ用に
書きとめておきたい言葉に
出会いました。

何の気なしに見てたので
詳細が違っていたら
申し訳ありません。

広島で被爆した後
アメリカに移り住んだ
日本人女性。

自分のお孫さんを3回
広島に連れて行ったそうです。

最初にお孫さんを
広島に連れて行ったのは

お孫さんが
6歳の時だったそうで。

お孫さんは資料館で
目にするものが強烈すぎて
とても怖い思いをし
おばあちゃんを意地悪だと
思ったそうです。

それでも、あえてもう2回
お孫さんを広島に連れて行った
おばあさん。

1度目は「怖い」
だけだったけれど

2度目は
「悲しい」気持ち
の方が強かった

と、お孫さん。

お孫さんが
大きくなってから

おばあさんに送った詩が

渡辺健さんによって
朗読されました。

正確な言葉は
覚えていないのですが

広島で見たことが
今の彼女を作り上げた、と。

彼女は今では

怒りを許しに
憎悪を愛に

(他にも何かを何かに
と、言っていたのですが
とても残念なことに
どうしても思い出せません)

変えるようにしています、と。

そして
周りの友人が

戦争したらいい、とか
爆撃したらいい、とか

軽々しく言うことに
同調できない自分がいる、と。

その言葉が意味することを
痛いほど
感じてしまうのだそうです。

これは日本で育った人には
当たり前に聞こえること
だと思うのですが。

珠吉は、1年通った
アメリカの高校で

政治の先生が(授業中に)

外交でどうしても話がつかない時は
戦争で相手にガツンと言わないと
いけないのです、と教えるので

「戦争に勝った国というのは
こうも私達と考え方が違うのか」

と本当にショックを受け

「このような教育を受ける人達は
どんな考え方の大人になるんだろう」

と恐ろしくなったことを
覚えています。

珠吉の体験だけをもとに
物事を言い切るのは
絶対に間違っていますが

でも、珠吉が計3年
アメリカに滞在している間にも

ここ10年ほど
アメリカ人の同僚に囲まれて
仕事をしてきた間にも

戦争に対する考え方が
全く日本人とは違う
ということを

思い知ることが
何度もありました。

その国で生まれ育ち

平和主義の日本とは
全く違う教育を受け

戦争を知らない世代の
周りの友人が
軽々しく口にする言葉を
日々耳にしながら育った

アメリカ人のお孫さんが

「自分にはそんなことは
とても言えない」

「戦争が2度と起こらないよう
怒りを許しに、憎悪を愛に
変えるようにしています」

と、言うことに
涙が出てしまいました。

憎まれてもよいから、と
3回、お孫さんを広島に
連れて行った
おばあさんの思いが

受け継がれ

彼女のお孫さんの中に
生きはじめたことに

涙が出ました。

これからお孫さんが
深く関わる人達にも

きっとこの思いは
長い時間かかっても
伝わっていくのだと思います。

おばあさんがお孫さんに
伝えたかったこととは
全く次元が違いますが

珠吉もアメリカ人の同僚や友人に
嫌な思いをさせることを承知で
自分の思いを伝えることがあります。

そんな時、
おばあさんの費やした
長い長い時間を
思い出したいです。

それから、
珠吉が日々の生活の中で
怒ったり嫌ったりした時は

「自分を守る為には戦うべき」
という暗黙の了解のある国で
生まれ育ちながらも
努めて許したり愛したり
しているこのお孫さんを思い出し

見習いたいと思いました。

珠吉、短気なので
忘れないように
書き留めておきます。

それと。
広島に行きたいという
思いを新たにしました。



2009/9/16  4:07

投稿者:珠吉

オバマさんにイラクからの撤退を期待してる人がマイコの周りには結構いるんだね?なんだか、嬉しい驚きです。
意見の主張といえば。。。私、最初は必ず反論していたんだけど、最近は「誰に」反論するべきか、考えちゃう。きっと今いる場所で色々と見たり感じたりしてきたことが大きいんだと思う。茶の間でのほほんとしてられる私が、戦場に実際に送られて怖い思いしたり、帰還してからもトラウマに苦しんだりしてる軍人さん達に向かって「戦争は間違ってる」って言うの違う気がしてきて。なんというか、ゴミ収集してくれる人に向かって「エコでしょ?ゴミ減らさなきゃ!」って言ってるような、というか。反論すべきは軍人さん個人でなく、軍を動かしてる人達(政府とか教育とか)だな、って思うようになった。軍人さんには、軍に入らねばやってこれなかったような生い立ちの人も沢山いて。そして1軍人には、行動の選択肢はなく(大統領の決断に反する意見を口にすることも許されていない)、たとえ内心では反対していたって戦場に送られる。戦地で自分の行動に迷いを感じるっていうことはその人の死につながったりもするだろうし。私がしたいのはそういうことではなくて、戦争そのものがなくなることを望んでいるわけで。だから反対意見をぶつけるのは、この人達ではないな、って思うようになった。軍人さん相手に私が意見を言うのは、私がその人を本当の友人だと思っててお互いの考えを心の底から話してる時か、相手から私の意見を聞いてきた時か、相手国の一般市民を心底憎んでるような極端な発言をする人がいる時。
でも軍人さんでないアメリカ人と話してる時は、多勢に1人で反対するようになっても、勇気をふりしぼって努めて意見交換するようにしている。彼らの意見が「世論」になったり、政治や教育に影響を与えたりするんだもんね。
って、なんかここ数年思うようになったことを、マイコに聞いてもらいたくなった〜。突然語ってすんません。笑

2009/9/14  9:44

投稿者:Maiko

戦争というものに対して、アメリカでは全く見方が違うということを日々感じます、ほんとに。戦争は今でも身近な話題。つい最近も20歳にもならない若者が戦士したニュースが流れたばかり。そんなニュースが毎日とは言わなくても、でもやっぱり途絶えません、今でも。せっかくオバマになってイラクから撤退するかと思いきや、そんな雰囲気は全くないようで私の友達もがっかりしている人が大勢。そんな中、やっぱりイラクに軍隊を残すべきだという人のたくさんいるんだよね。私がそういう考え方をあまり理解できないように、彼らは私たちの考え方を理解できない。。。
この日本人のお孫さんは広島を3回訪ねてやっと理解できた、というくらいだから、そういう機会に恵まれない人は理解できないのかもしれないですね。悲しい。。。でもここでめげずに頑張って自分の主張をやっぱりすべきだと思いました!
Thanks for writing this post really. This also reminded me something very important...

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