
今回のサイクリングコースは40km。箕形から吹崎、吹崎から今里、今里から阿連、阿連から小茂田、小茂田から雞知、雞知から洲藻、洲藻から箕形まで全部で7つの峠越えがあります。”サイクリングの楽しみは下ること”。そんな醍醐味を7回も味わうことができるコースです。

阿連の集落。伝教大師(最澄)渡来の地という案内板がありますが、これは遣唐使船が805年に阿連に立ち寄った史実に基づくものです。この集落には”お日照様”の神事や”盆祭り”などの伝統的な祭事が永く催されています。

阿連と小茂田間峠から朝鮮海峡を望む。ここからの夕日はお薦めですし、運が良ければ韓国の島影も見えます。

峠から小茂田まで九十九折りのカーブが続きます。この間、1台の車とも会わず貸し切り状態で下りました。この道路は未改良区間ですが主要地方道県道24号線です。

カドニウム郊外により1973年に閉山した対州鉱山跡。廃墟マニアの人には興味ある所でしょうが、立ち入り禁止となっています。

佐須の床谷を過ぎてすぐに県道から分かれて、雞知・日見林道に入ります。林道といっても佐須地区からショッピングセンターのある雞知や空港への最短ルートですし、道路もよく整備されています。

白嶽トンネル。この上の稜線は有明山〜白嶽縦走路がです。

トンネルを過ぎると白嶽を眺めながらの下り道は最高の気分でしたが、このあと2回アップダウンがあり、気持ちが萎えてしまいました。

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