
かみさんと茂木街道へ再チャレンジ。前回は転石の集落から江戸時代の道でなく明治大正の道を歩いてしまったからです。地図上部の3本の道の左側のルートで、歩いて見るとこれが3つのうちで最も快適でした。徒歩、自転車、徒歩と茂木街道も三度目、少しばかりウンチクも溜まってきたのでカミサンへの説明もなめらかに。”この前より詳しくなったね”と冷やかされてしまいました。

転石(ころびいし)という地名のいわれとなった岩です。時津街道の”鯖腐さらかし岩”をイメージしていましたが雰囲気はだいぶ違います。

途中、こんな感じの道が続きます。車道は整備されていますが、車とすれ違うこともなくウォーリングにもってこいです。

長崎文献社が発行している「旅する長崎学」に”歴史の道”シリーズがあります。平戸街道、島原街道、長崎街道に続く”長崎街道・脇往還ウォーキング”では茂木街道が記載されています。さらに長崎から脇岬の観音寺まで(28km)の”みさき観音参り”の道”みさき道”も紹介されています。この道は、現在の車道と一致しない所が大半で道塚をを手掛かりに有志の人たちがルートの調査を推定されています。そのための参考資料として、ポンぺと松本良順が設立した長崎医学伝習所に学んだ関寛斎の日記を活用し実施検証されているとのこと。面白そうですから、次のウォーキングはみさき道ですが、観音寺参りならシーカヤックで行った方が楽々でしょう。

1