
1日目は天気に恵まれましたが、いかんせん着いたのが14時過ぎ。オルレを楽しむ時間がありません。2年前は済州市の新市街泊でしたが、今回は旧市街泊なので街をぶらぶらとオルレ。この宮殿風の建物は済州牧官衙です。牧官は李氏朝鮮時代の地方長官で、牧官衙は地方官庁に相当します。現在の建物は発掘調査等を経て復元されたものです。

最奥(北側)にある望京楼から正面方向、真逆の景色です。1991年〜92年に発掘調査、1999年から復元着工。ものすごいパワーと実行力を感じてしまします。

石垣はかっての城塞跡のなごりです。その一部が残っています。10km程度歩いたら17時、夕食の時間で本日は鮑定食、店も前もって決めています。2年前、とても美味しかった海野(ヘヤ)というお店で新市街までタクシーででかけたところ見当たりません。周辺を歩き回ってわかったのは、店があったところはただ今建築工事中。がっかりして、町をぶらぶらしながら美味しそうな店を探すことにしました。

ところがとあるビルの2階をなにげなくみたら”ヘヤ”の看板。とてもラッキーでした。お目当ての鮑定食は1人当たり5千円と少々高いのですが、鮑の刺身・バター焼き・しゃぶしゃぶ・粥のほかアマダイの塩焼き、チジミ、キムチ各種のフルコースでしかも味は申し分なしです。店員の女性に2年前に来たこと、偶然に店を見つけたことなどを話したら、店の女主人が喜んでくれて、飲んだビールを1本サービスに。機会があればまた行こうとカミサンと話しましたが、3度目があるかどうか。今のところ未定です。

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