
西帰浦(ソグィポ)の街は雨の中。
薄暗いなかホテルの窓から外を見ると雨こそ降ってませんが大木が大きく揺れていま。このあと予報は雨なので、当初予定したオルレコースを廻るのを止めて済州市と真反対の位置にある西帰浦市に行くことにしました。済州島は東西65km、南北40km、ほぼ楕円の形をした島でほぼ中心に標高1950mのハルラ山が鎮座し、北側の真ん中に済州市、南側の真ん中に西帰浦市の各中心街があります。両都市間を繋ぐ路線はバス路線は1時間10分、2時間20分などいろいろありますが、西回り一周路線に乗ることにしました。両都市間の距離は約90kmで、所要時間が2時間20分。う回路になりますが、知らない町をバスに乗るのはけっこう面白いものです。

西帰浦は滝でも有名な所ですが、最も有名なのがこの滝、天地淵瀑布です。雨のおかげもあって水量が多くけっこうな迫力でした。南部ではこの日100mmを超す雨が降ったそうです。

西帰浦では雨具を着て歩き回ったのですが、済州に戻ったら青空がのぞいています。ところが風が強いこと、吹き飛ばされそうな感じです。看板が倒れたり、地方選挙の横断幕が破れたりして雨とは違った恐さを感じてしまいました。済州では最大風速31mを記録といいますから台風並みの風が吹きまくっていたのです。

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