シーカヤックで回った翌日はレンタカーを借りて陸路によるしま巡り。漁師小屋で知り合ったNさんが案内してくれた。

犬田布岬に立つ戦艦大和慰霊塔。戦艦大和は徳之島の遥か北方300kmの所に沈没したのだが、設塔当時は島の20カイリ西方に沈んだと誤解されていたそうだ。

犬田布岬から北方の望む。琉球石灰岩の断崖が屹立し続いている。

犬の門蓋にあるメガネ岩。犬の門蓋は隆起サンゴ礁が波の浸食を受けてできた地形でユニークな形をした岩々が点在している。

島の北西端にあるムシロ瀬。徳之島では珍しい花崗岩地層で、ムシロを敷いたような地形がその名の由来だという。

金見崎。左前方に見える岩はトンバラ岩でこの付近は潮流が激しく、大物が釣れることで釣り師に人気のスポットだ。

畔プリンスビーチ。天気が良ければずっと美しかったはずだ。今上天皇が皇太子時代に夫妻でこの浜を散策されたことがこの名の由来であるが、プリンセスビーチの方が似合ってるとふと感じたところだ。

今は懐かし朝潮太郎記念像。今の今まで朝潮は奄美大島とばかり思っていた。

120歳まで生きた泉重千代さんの像。徳之島は長寿の島として知られている。
Nさんのガイドにより非常に効率的に島を回ることができた。観光地でもけっこう狭い路地を通って行くところがあったりしたので見逃してしまった所があったと思う。徳之島はリーフに囲まれた島だから岸べったりに回ることができない。リーフのある風景は海(シーカヤック)からよりも陸の高い所から眺めた方が美しいと思う。
見どころをほぼ見終わった頃にスコールに見舞われたが、帰りの車の中だったのでラッキーでした。この日、奄美地方に梅雨入り宣言が発令され、しばらくの間不安定な天候が続く。

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