2009/7/30
宮古祭りで市内商店街には、たくさんの屋台が
出ていた。人の多いところは苦手なので、
祭りのあいだは市内の方にはいかない。
子供たちにとっては、待ちに待ったお祭りだろう。
祭りといえば、屋台が楽しみ。
浴衣姿で綿菓子や金魚すくい、リンゴ飴
フレンチドックにケチャップとマスタードを
たっぷりかけて食べる。
宮古島には、屋台を仕切る組合はない。
あるテキヤ(屋台)のオヤジがこんな事を言って
いた。素人が屋台を出すと、人の渋滞が起こるし、
それぞれの屋台の売上の差が出てしまう。
テキヤと呼ぶと悪いイメージが浮かぶが、昔からの
習慣はうまくできている。綿菓子屋さんは、昔、
砂糖が高価で利益がうすかったので、優先的に
入口付近に店を出す。金魚すくいは三尺下がって
店を出すことで人の流れをスムーズにする。
一見したところ隙間もなく屋台が並んでいる
ように見えるが、火事や将棋倒しを
防ぐために何軒かの間に人が横に逃げる
スペースを作ってある。
非常口と言うわけだ。
ヤクザの事を「ヤーさん」と呼ぶそうだが、
本来はテキヤ(屋台組合)のことを
「ヤーさん」と言う。語源は「薬師(ヤシ)」
「野師(ヤシ)」「矢師(ヤシ)」
ヤー様が「ヤーさん」になったそうだ。
これも関西の屋台のオヤジから聞いた話。
確かに、宮古祭りの屋台通りは前に歩けない
ほど渋滞する。人の多いのは苦手・・・
家でビールでも飲んでおとなしくしておこう。

コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。