2007/4/29
今年は暖冬の影響で、海水温が24度前後、
2月でも海の中は温かくてダイビングに来られた
かたにはありがたかったかも知れない。
しかし、この海水温の上昇が漁業にあたえた
影響は大きかった。最新の機器を積んだマグロ漁船や
イカ釣り漁船は、衛星や暖かい海流を探して
魚影のこい場所を探し当て、大漁してくる船も
いたが、まったく不漁が続いた経費倒れの船も
あった。モズクの養殖業では、モズク網を張る
場所のわずかな違いで豊作した人もいれば、売り物に
ならない人もいて、全体的には不作だったようだ。
毎年、トライアスロンが終わる頃には、モズクを
養殖している誰からモズクのおすそわけがあるけ
れど、今年は声もかけづらい。あいにく自分で採りに
行く暇もなく、あきらめかけていると、
「今年は豊作だったさぁ」
と知り合いがモズクを持ってきてくれた。
頂いたのはいいが、それからが大変!モズクの掃除を
して、塩漬け作業、そして小分けする。
すぐに作業を始めないと、せっかくのモズクがいたん
でしまうので、時間との勝負。久しぶりに休みを
取って家にいた珠ちゃんを呼び出しての手作業。
夕方には宅配便業者に手渡して作業終了!
早ければ今日、明日にも届くことだろう。
モズクは塩漬けになっているので、一年以上は
日持ちする。食べる前に塩抜きをしてから、三杯酢で
そのまま食べるなり、お汁に入れるなり、二日酔い
ならモズク粥がうまい。スーパーなどで宮古産と
書かれたモズクを見つけたらお買い求めください。

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