沖縄で漁獲生産高が一番多いのは「マグロ」
ブダイやグルクンなどよりはるかに多い。
どれくらい多いかと言うと1位が銚子、2位が塩釜、
3位が沖縄。
マグロと言っても種類があり、ビンナガ、メバチ、
キハダマグロがほとんどでクロマグロ(本マグロ)は、
一本釣りで狙ってなかなか釣れるものではない。
沖縄本島そして石垣島では、マグロはえ縄漁船で
クロマグロがよく釣れる。
宮古島は一本釣りなので、1年間に1匹も釣れない年もある。
マグロのシーズンは4月〜7月くらいまで。
漁師歴20年、マグロ一本釣りの漁師で、まだ一度も
クロマグロを釣ったことのない人の方がおおいだろう。
宮古島ではクロマグロを釣るのは難しい。
それがなんと、この数日間の間に300`を超すクロマグロが
立て続けに4本もあがっている。朝からフォークリフトに
釣り上げられたマグロを一目見ようと、人が大勢集まっている。
釣った漁師も大変だ!家族、親戚までやってきて記念撮影。
「正月でもこれだけ親戚が顔をそろえたことがない」
と笑っていた。
それくらいクロマグロというのは魅力のある宝くじの
ような魚だ。しかし、こう立て続けにクロマグロがあがると、
怖いような気もする。
