スーパーやコンビニでは、夏ならでは
「土用丑の日 ウナギセール」が大きく張り出されている。
年々、島のウナギ消費量は高まっている。
土曜は、二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬前の
18日間のこと。特に夏は夏バテ防止にウナギを
食べる習慣がある。
これには諸説色々伝えられているが、江戸時代に
平賀源内がウナギ屋から「夏は商売あがったり」という
相談を受けて「本日土曜丑の日」食すれば
夏負けすることなし!という張り紙を店先に出した
ところ大繁盛したといわれている。
これが日本で最初のコピーだったと広告会社の人から
聞いたことがある。
今から20数年前に
「一晩1万円 アルバイト募集 簡単な単純作業」に誘われた。
中身は、ウナギの稚魚の捕獲だった。
1万円という安さだったので断った。
その後、数年はウナギ稚魚の捕獲があったようだ。
ブローカーがいなければ売ることはできないが、100g
あたり数十万円の値がつく。
ウナギの大売り出しで、すべて売れるならよいが、今だ
完全養殖が出来ないウナギはもう少し大切にするべきだと思う。
こんな小さな島でも廃棄処分されるものが山積み
されるのだから、本土ではもっと多くのウナギが
廃棄処分されるだろう。
やがてレッド・データーに載るかもしれない。
