亜熱帯気候の沖縄では、真冬でも零下を下回る
ことはなく、雪が降ることはない。
過去観測史上 沖縄で2度みぞれが観測されている。
みぞれは雪に分類される。
久米島で、1977年2月17日と、
名護で、2016年1月24日に観測されたのは記憶に
新しい。ニュースでも大きくとりあげられた。
この日は長崎で観測史上最多となる17pの積雪が
あったそうだ。
気象観測が行われる以前、琉球王朝の時代の記録には、
1774年久米島で雪が降り、
草木の葉に雪が積もったと書かれてあるものがある。
そして1816年には、伊平屋島で降雪があり、
なんと6pの積雪だったといわれているが、
確かな記録は残っていない。
過去に那覇で観測された最低気温は1918年の4.9度が
記録に残っている。
大陸から寒波が押し寄せてきくると冷え込み、
「これは、雪が降るんじゃないか?」と噂されている。
気温が10℃以上あって雪は降らないだろう。
この冬に本土から沖縄那覇空港に到着したとき
改めて沖縄の暖かさを感じた。
