沖縄では、結婚式から披露宴までをひっくるめて
「ニービチ」という。
両家合わせて500人〜600人の招待客は普通で
300人だと「少ないねぇ」と言われる。
ご祝儀も3千円〜5千円で、本土から比べると
リーズナブル。
でも、最近は結婚式も変わってきて、ホテルの
ウェディングパックを利用する人が増えている。
会場がホテルだとご祝儀も1万円、招待客も親しい人たち
だけとなり人数も100人規模となる。
このあいだ知り合いの結婚式があった。
集落の公民館や市内にある昔からの結婚式場で
結婚式を行えば600人以上予想されたので、
このカップルは、沖縄本島の結婚式場であげることに
決めたそうだ。
結婚話は狭い集落で、瞬く間に広がって、誰もが
当然呼ばれるものと思っている。
せっかく身近な人達だけを呼んで行う予定で
あったのが予定がくるってしまった。
なんと沖縄本島で行うにもかかわらず集落からだけで
200人以上が駆け付けたそうだ。
JTAの737-400 の座席数は160席だから、
2機に分乗しなければならない人数。
ほぼチャーター機といっても過言ではない。
その集落の方言は独特で、同じ島の人にも通じないと
いわれている。
知らず乗った乗客は、さぞかし驚いたことだろう。
