2021/3/3
小学校の同級生に畳屋の子がいた。
家に遊びに行くと、お父さんが大きな釘の
ような針を畳に突き刺して肘でゴシゴシと
独特な動作で畳をこしらえていた。
お店の作業場は、イグサの匂いがしていたのを
覚えている。
沖縄に来て、アパートを借りたとき部屋は
和室だった。畳が敷いてあって、なんだか
違和感を感じた。
本土と比べて少し畳が小さい。
畳には畳床と、それを包む畳表があり
これをとめるのに畳緑(たたみべり)という布で
押さえている。
沖縄の畳はこの畳緑というものがない。
これが違和感の原因であった。
沖縄の畳は琉球畳と呼ばれるもので、一畳のものも
あれば半畳のものを組み合したものもある。
本土でもこの琉球畳は人気があるそうで、
マンションの和室などにも
使われることが多くなったそうだ。
おしゃれな和室もいいが、やっぱり昔ながらの
畳のほうが好きだ。
宿の方でも数年に一度くらいに表替えを
するようにしている。
替えてからしばらくイグサの香りがするのがいい。

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投稿者:きじむな
畳の香りが好きです。
そろそろ桜が咲くころですね。
宮古島では、高校の入試が始まりました。
投稿者:ダイバー
子供の頃、居室は全て畳敷きでした、と言うより、畳が敷いてある部屋が居室でした☺ 玄関と台所と縁側、そして普段食事をする「茶の間」だけが板の間でした😅 セミの鳴き声がうるさい夏休み、遊び疲れた午後2時過ぎ、縁側隣の6畳間での昼寝が日課でした😁 半ズボンにランニングシャツの汗ばんだ身体に、程よく冷たい畳が極上の寝床でした❤ 「おやつだよー」の声に飛び起きると、いつの間にか、お腹に毛布が掛かっていました😁